語学学校には絶対通った方がいい理由をお話しします。

あけましておめでとうございます。

ANOTHER FOOTBALL 留学エージェントのToyaです。

皆さんは良い年末年始を過ごせたでしょうか?

2023年も良い年にできるよう、今年もできることは毎日コツコツと積み上げていきたいですね。

今このブログを読んでいる方の中には、今年に海外チャレンジをする、もしくはこれから色々な情報を収集して将来的には海外でプロになりたい!と思っている選手がいるかもしれません。

今回のブログでは、そんな皆さんには是非とも考えて頂きたい『語学学校』について色々とお話しさせて頂きたいと思います。

目次

なぜ、語学学校?

まず初めに、『なぜ、語学学校に行くべきなのか』についてお話ししていこうと思います。

これから海外チャレンジを考えている選手の皆さんは、『選手引退後のキャリア』についてどのように考えているでしょうか?

少し個人的な話にはなってしまいますが、僕は小学校の頃から本気でプロ選手を目指してサッカーに明け暮れ、大学卒業後はオーストラリアへ渡りました。

海外でセミプロ選手としてプレーしていく中で、似たようなバックグラウンドを持つ日本人選手たちと出逢いました。

「とにかくプロサッカー選手になりたい!」

「サッカーでお金を稼ぎたい!」

「海外でサッカーをしてみたい!」

色々な価値観を持つ日本人選手たちと出逢いましたが、ほとんどの選手は『引退後』について何も考えていませんでした。

正直、驚きました。

「逆に、将来のことも何も考えずに海外に来れたのがすごいな」と。

当時は、そういった見知らぬ環境に何の躊躇もなく飛び込んでいけるバイタリティもすごく大切なんだなと感じていたんです。

しかし、日本へ帰国して数年が経った今。改めて思うのです。

『語学は大切だな』と。

本気でプロサッカー選手になることだけを考えて海外へ渡ることももちろん必要な精神的要素ではあると思いますが、それと同様に海外で生きていく・サッカー選手として活躍するためには「語学力」が必要不可欠です。

これは、決してセカンドキャリアのためだけに言えることではありません。

例えば、現地チームと無事契約をすることができた、とします。

ですが、その時点で英語力は皆無、チームメイトたちや監督・コーチとまともにコミュニケーションが取ることができない。

味方と意思疎通ができなければ、監督の指示を理解できなければ、試合に出られないことは容易に想像がつくことだと思います。

語学学校なんかに行かずとも、チームメイトたちと一緒にトレーニングをして、同じ時間を過ごしていくことで少しずつ言われたことを理解できるようになり、コミュニケーションも取れるようになることもあります。

しかし、最初のスタートダッシュはかなり出遅れそうですよね。

海外でサッカーをする上で、「語学」「サッカー」を切っても切れない関係にあるのです。

語学学校へ通うメリット

ここまでで『語学の重要性』は理解して頂けたかなと思います。

ではここからは実際に、『語学学校へ通うメリット』についてお話しできればなと思います。

僕は語学学校へ約半年間通っていました。

海外でサッカーと英語の勉強を両立させてきた経験から僕なりの観点で、語学学校へ通うメリットを3つご紹介します。

①シンプルに英語が伸びる

まず1つ目は、シンプルです。

英語力が伸びます。しかも短期間で。

もちろん、授業に臨む姿勢であったり、その人自身の取り組み方によって差異はありますが、基本的には英語力を向上させ尚且つ実践的な英会話スキルを身につけることができます。

個人的は面白いなと思う部分は、『英語を英語で学ぶ』ということです。

海外の語学学校なので当たり前なことではあるのですが、これまで『日本語で英語の勉強をしてきた』当時の自分にとって、英語で英語を理解することは決して簡単なことではありませんでした。

例え既に知っている文法や単語であっても、それらを英語で理解しようとすると、それは別次元の話です。

世間一般的に「英語脳」と言われているのですが、要は英語を話せるようになるためにはこの「英語脳」の習得が必要になるのです。

英語で見たもの、聞いたものを頭の中で一度日本語に変換するのではなく、頭に入れた英語の情報を英語で噛み砕いて理解して英語でアウトプットする。

この一連の流れができるようになれば、英語脳を習得できた、ということになります。

こういったことは語学学校でしか経験できないことなので、僕は是非ともオススメします。

②国際的な交流が広がる

次に2つ目は、『国際交流の場が広がる』という点です。

語学学校に行くと、世界各国色々な国から英語を学びにきた生徒たちに出逢います。

今までの人生の中では触れてこなかった価値観や文化を持った人たちに出逢います。

日本ではごく一般的で常識的なことが、相手の国では一切通じない。理解してもらえない。

そんなことが日常茶飯事なのです。

当時僕のクラスにはスペイン人の生徒がいました。

気もそれなりに合い、フレンドリーだった彼とはすぐに仲良くなりました。

ある日のランチタイム、僕はスーパーで即席のうどんを買い、教室で食べていました。

いつものように箸で麺を掬い上げ、口の中へ啜った瞬間、彼の表情が一気に曇りました。

「食欲失せるから、それやめてくれ..」

麺を啜る行為がスペインではNGだったのです。

日本で麺を啜ることはごく普通のことなのに、他の国ではそれが行儀の悪いマナーになる。

このような文化の違いをたくさん経験しました。

そうすると、自然と自分の価値観も広がりました。

「そういった考え方もあるのか」と。

自分の価値観を広げながら、色々な国籍を持つ友達を作り、気がつけば超絶グローバルな環境の中にいました。

毎日が刺激的で新しい。そんな充実した海外生活を送ることができたのもきっと語学学校で出逢った友達たちのおかげでした。

③将来の選択肢を広げることができる

最後3つ目は、『将来の選択肢を広げることができる』という点です。

2つ目でもお話ししたように、語学学校ではいろんな人に出逢います。

自分が全く知らない分野で活躍している人たちがたくさんいます。

そんなバックグラウンドを持つ人たちと出逢うことで「そんな道もあるのか」と気付かされることが多々あるのです。

海外チャレンジをしたい!と思っている理由はもちろん「サッカーをするため」ですよね。

あくまで「サッカー」が第一優先なのです。

しかし、そのサッカーがなくなってしまったらどうでしょうか?

『引退後のキャリア(セカンドキャリア)』ですね。

人生100年時代と言われる現代社会において、もはやサッカーを現役で続けられている期間などというのは一般的に全体の3割程度です。

つまり、サッカーから離れる期間の方が圧倒的に長いわけです。

こんなことはもちろん頭の片隅にある皆さんではあると思うのですが、実際にセカンドキャリアについて真剣に考えている選手はまだまだ少ないように感じます。

常に「引退」を意識してほしい、というわけではありません。

サッカーを引退してからやりたいことがまだ見つかっていなくても全然良いんです。

ただ、「終わりがある」ということを意識しておけば、自然と現役生活の中での取り組み方や姿勢を変わってくるはずです。

そして語学学校は、そんなセカンドキャリアを考えていく上で何かの「キッカケ」をくれる場でもあるのです。

広い視野で物事を見よう

いかがでしたか?

今回は【語学学校へ通うメリット】についてお話ししてきました。

これからの海外チャレンジを考えている選手の皆さん。

海外で活躍するため、そして引退後も海外でのキャリアを活かして活躍し続けるためには「語学力」が必要不可欠であることを理解して頂けたでしょうか?

明るい未来へ大きくジャンプするために、今回お話ししたことを少しでも頭の片隅に置いてもらえればすごく嬉しいですね。

今回も最後まで読んで頂きありがとうございました!

また次回にお会いしましょう〜

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