オーストラリアをサッカー留学先として選ぶ理由

将来サッカー留学がしたいけど、どの国がいいのかわからない

サッカー留学で何が得られるのかわからない

「海外で成功するコツが知りたい

などの疑問や悩みを持つ学生、社会人の方は多いのではないでしょうか。

漠然と海外でサッカーがしたい!!と思っていてもどの国に行けば自分のためになるのか?わからないと思います。
実際、海外でサッカーがしたくて多くの記事やホームページを見て情報収集をしていても…結局どの国に行けば自分のためになるのかわからず不安に感じますよね。

そこでこの記事では日本ではプロ経験なし、海を渡り1年後にはアジアチャンピオンズリーグ(ACL)に出場した私

・ オーストラリアをサッカー留学先として選ぶ理由
・ 初めてのサッカー留学、ヨーロッパはなぜダメなのか?
・ 海外サッカーの心構え

誰でもわかるように徹底的に解説します。

ぜひ最後まで読んでいただいて将来のヒントにしていただけたら嬉しいです。

代表:森安 洋文

◆日本ではJFLでプレー、その後24歳でオーストラリアへ挑戦
◆オーストラリア2部チームと契約
◆半年後に1部のSYDNEY FC(シドニーFC)と契約
◆オーストラリアリーグ初の日本人としてACLに出場(写真、対鹿島戦)
◆FC岐阜でプレー(当時J2)

目次

オーストラリアをサッカー留学先として選ぶ理由

昨今ではサッカー留学希望の学生や大人が急増しています。(コロナ禍で制限はされています)
背景には多くの若手のプロサッカー選手が積極的に海外移籍をしている。そして移籍先がヨーロッパがほとんどのためやはりヨーロッパが第一優先として留学先の候補にあがります。

ただその人気のヨーロッパを差し置いてもオーストラリアへサッカー留学を選ぶ理由を説明していきます。

サッカーのレベル

上でも少し述べましたがヨーロッパへサッカー留学を選ぶ多くの理由は↓

◆ ヨーロッパのサッカーレベルが高いから
◆ バルセロナ、レアル、バイエルンなどと好きなチームがヨーロッパを拠点に活動
◆ 好きな日本代表の選手がヨーロッパに移籍したから

多くの留学希望の選手と話すと、ヨーロッパの方がレベルが高いからヨーロッパへ行きたい!と言います。

その気持ちはわかります、実際に私も昔はヨーロッパに憧れていた時期もありますし自分のサッカーレベルを試したい思いはありました。

私自身がオーストラリアでプレーして一つ言えるのはオーストラリアのサッカーレベルが低くないこと

勘違いしてほしくないのはオーストラリア1部とドイツ1部やスペイン1部ではレベルの違いはあります。
これは間違いない事実です。

ただ、多くの選手はドイツやスペインの1部で練習、トライアルができるかと言われるとほぼ0%に近いです。

練習参加するのは各国の下部(5〜8部)や名が知れてるヨーロッパのチームと提携しており練習に混ぜてもらえる程度です。

繰り返しになりますが、私の経験からもオーストラリアのレベルは決して低くなく、オーストラリアで1シーズン大活躍してMVPを獲得して翌シーズンにヨーロッパにチャレンジをしても遅くはないと思います。

初海外チャレンジする国として最適

初めての海外(長期)はワクワクの感情もあると同時に、やはり不安もあるでしょう。
ましてや言語がわからないと余計不安になると思います。

幸いオーストラリアの言語は英語で日本の義務教育で6年以上は学習してきている言語なので、他のドイツ語やスペイン語などに比べるとはるかにハードルが低い。

また、日本ほど治安が良いわけではないですが他国に比べれば安全性が高いですし、ビーチや広大な公園と魅力的な場所が多いのもポイントが高い。

住居は基本、シェアハウス(一つの家に何名かと一緒に共同生活)
世界各国から留学生やワーキングホリデーで来てる方たちと一緒に住むことで、違う価値観、文化にリアルに触れられるのは海外ならではの経験になります。

シェアハウスを通じて英語力も格段にあがりますし、自分から物事を発信、アウトプットすることにも慣れていき殻を破りたい方には素晴らしい空間になります。

総合的にとても生活しやすい環境で初めての海外でも安心し、サッカーにも取り組める場所です!
加えて、将来的にヨーロッパでプレー願望がある選手にとっては海外生活、海外のサッカーに慣れる準備期間としても最適な国だと確信しています。

サッカーで給料がもらえるセミプロリーグ

オーストラリアにはリーグの頂点にAリーグがあり、優勝チームはACLに出場資格が得られます。

降格、昇格はありませんがAリーグの下に各州の2〜部リーグがスタートします。
2部リーグでもチームによっては日本円で40万円ほどもらう選手も、ただ全員がこの給料をサッカーでもらえる訳ではないです。

また、地域によっては独自の独立リーグが確立しておりリーグ戦が行われています。
その地域でも同様に給料が発生する可能性が高いです。

なぜ、下部リーグでも給料がもらえるのか??

まず各チームにはスポンサーがついており、地域の繋がりが強く昔から地元のチームをサポートしている。

シンプルに〇〇チームが強いから応援する!のではなく生まれた地元のチームだから応援する。
仮にそのチームが下部リーグであっても週末に家族を連れて試合観戦しに行く。
とても素晴らしい光景でしたし、日本でもこのような文化がもう少し根づけばさらにサッカー文化が発展するのではないでしょうか。

話を少し戻しますが、みなさんがオーストラリアでプレーするとなれば外国人枠を一つ使用してチームと契約します。
そのため、チームからは大きな期待をもたれているので契約時に給料が貰えやすくなります。

ありがたいことに弊社でサポートしてる選手は給料をいただいて皆プレーしております。日本で部費を払いながらサッカーするのもいいですが…サッカーで評価してもらいお金をもらう喜びを得られる国です。

オーストラリアのお金事情について以前記事を書いていますのでより深く知りたい方はチェックしてください↓

初めてのサッカー留学、ヨーロッパはなぜダメなのか?

海外でサッカーする厳しさ、海外で生活する大変さ…想像している以上に辛い日々が待っているかも知れません。

別にこれは脅しでは全くなく、多くの選手が生活に馴染めず帰国。もしくはサッカーでうまくいかず志半ばで帰国することはよくある話です。

まずは「海外に慣れる」ことが必要になってきます。海外旅行行ったことあるから、大丈夫!!と考えている方もいるかも知れませんが海外旅行と実際に生活することは別物。

また、そんな「海外に慣れる」時間がもったいない!自分は1日でも早くヨーロッパに渡って強豪チームと契約する!

↑この気持ちはすごく大事ですが、上でも述べましたがそんなに簡単ではありません。

遠回りをしているように感じるかも知れませんが、実はオーストラリアで「海外に慣れる」ことで近道になるケースもあるということです。

オーストラリアで英語を身につけ、外国の人とのコミュニケーションの仕方や異国のサッカーに慣れてからでもヨーロッパにチャレンジするのは遅くない。

ドイツやイタリアなどに行っても英語は使わないかもしれない。しかしヨーロッパ各国で話されてる言語の次に話されてるのは英語の可能性が非常に高いことは事実。中には現地の言葉を話さないと認めてもらえないチームもあるかもしれないが
英語をオーストラリアで身につけて損することは絶対にない。

決してヨーロッパを否定するわけではなく、現時点で自分自身の海外適応能力を分析してどのようなルート設計が一番自分に適してるかを考えることが大事になってきます。

海外サッカーの心構え

いくつか私の経験から必要だと感じたことをシェアします。

ここまで読んで頂いていたら海外でサッカーチャレンジすること、契約することは簡単ではないと理解してくれたと思います。

この中で海外サッカーは自分には厳しいかな?と思うようでは海外に行っても辛い日々が待っています。

私自身、オーストラリアへ渡った時に寂しい日々もあり、もう諦めようかなと考えたことは幾度とあります。おそらく海を渡りチャレンジしている選手全員があると思います。

そこで絶対的に必要なのは覚悟です。

そんなの当たり前!!と思うかもしれませんがしっかりとした覚悟を持った選手は意外と多くない。

さらに物事がうまくいかない時に

なんのために海外にチャレンジしにきたか?」と自分に問いかけ

チームと契約してサッカーでご飯を食べる」、「最終的にヨーロッパで契約を勝ち取る」、「英語が流暢に話せるようになりたい

夢、目標は個人個人違うがそこに強い覚悟があると辛い時でも明確な目標に立ち帰り、成し遂げるためにまた明日からも頑張ろう!と切り替えられます。

やはり覚悟が中途半端だとどうしても何かしらいいわけをして逃げてしまいます。

もう一つ大事なのが語学力

完璧に話せる必要はありません、徐々にレベルは上げていけば問題ないですがベースはしっかりと学習して海を渡ることをオススメします。

弊社でサポートしてる選手、サッカー留学に行った選手の話を聞くと言葉の壁は思った以上に大きい。

結局は人と人なのでお互いが何を考えているのかを理解することが大切。オンザピッチはもちろんのこと、オフザピッチでもいい関係性を保つためにもコミュニケーションは必須になります。

「行ってから勉強すればいい!」と今思ったかもしれませんが…それだと一歩遅れている。
多くの外国籍(日本人含む)の選手と数少ない外国人枠を争うにあたって「」を作る必要がある。サッカースキルはもちろんのこと、語学力でも差が作れれば契約できる可能性を高める材料の一つとなり得る。
よって、「現地に行ってから勉強する!」そんな悠長なことは言ってられない。

事前に日本にいるときから学習することを強くオススメします。

最後に

最初のサッカー留学先としてオーストラリアを選ぶ理由について解説してきましたがいかがでしたか?

過去に海外で生活をしたことがない選手は特に「海外に慣れる」作業が必要になるため、オーストラリアで海外の生活、海外サッカーに慣れるためにもオススメします。

海外に行くことが全てではありません

ただ海外に挑戦することでコンフォートゾーンから抜け出し、自分の殻を破って人として選手として成長できることは間違いないです。それに加えて、サッカーでお金をもらいご飯を食べる夢も叶えられるかもしれません。

世界はとてつもなく広く無限の可能性があります。
サッカー留学、セミプロチャレンジする際は選択肢の一つとしてオーストラリアをリストに入れてもらえたら嬉しいです。

一緒にオーストラリアでシーズンMVP、または得点王を目指してみませんか。

最後まで読んでいただきありがとうございました。
何かご質問などございましたらコンタクトページからお気軽にお問い合わせください。

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