こんにちは！
ANOTHER FOOTBALL 留学エージェントのTOYAです。
今回は、『日本とオーストラリアサッカーの違い』を皆さんにシェアさせて頂こうと思います。
実際に現地でセミプロサッカー選手として活躍している弊社契約選手たちの話をもとにご紹介するので、こちらの動画も合わせてぜひチェックしてみてください。
プレシーズンとリーグは全くの別物
オーストラリアのシーズンはだいたい2月下旬から始まり、8月下旬まで続き、リーグ順位上位に入ればその後のプレーオフに進むことができます(以下写真参照)
上記の図からもわかるように、オーストラリアのリーグシーズンは約6ヶ月ほどしかありません。
約3、4ヶ月のシーズンオフを挟み、年があける1月からプレシーズンが始まります。
オーストラリアのプレシーズンは、日本のようにどこかへキャンプへ行って負荷レベルの高い走り込みや筋力トレーニングを行うことはありません (※チームによるので一概には言えませんが..)
現地オーストラリアのプレシーズンでは、主にトレーニングマッチ中心にスケジュールが組まれ、実践の中でコンディションを上げていくというのが主流です。
走り込みトレーニングが嫌いな方には、まさに願ったり叶ったりですね。笑
これはオーストラリアサッカーの面白いところの1つなのですが、現地の選手たちはプレシーズン中のゲームに対してそこまで重要視していないんです。
というのも、日本だと例えプレシーズン中の試合であってもあくまで勝ちにいく、リーグ戦さながらの緊張感で臨むことが世間的には当たり前とされている風潮ですよね。
ですがオーストラリアでは『プレーシーズンはプレシーズン、リーグはリーグ』とそれぞれを完全に分けて捉えています。
なのでどこか痛めている箇所があるなら、無理してトレーニングマッチに出ることはまずないですし、例えプレシーズン中の負けが続いていたとしても、決して落ち込みことはありません。
個人差もあるので一概には言えない部分ですが、大多数の選手は『リーグ戦で勝てば問題ない』という考えを持ってプレシーズンに挑んでいるんですね。
ゴリゴリのフィジカルサッカー
日本とオーストラリアサッカーの大きな違いはまさにここにあるのではないでしょうか。
どちらかといえば、日本のサッカースタイルは巧みなテクニックやパスで組織的に相手を崩しゴールまで持っていくのが主流ではあります。
ですがオーストラリアのサッカースタイルは日本のものとは真反対の位置にあり、技術や戦術を重要視するというよりかは、球際で闘い、ロングボールで相手陣地に一気に攻め込み、ゴール前でガチャガチッとしてゴールを奪うのが一般的です。(これもチーム戦術によりけりな部分があるので一概には言うことは難しいですが..)
なので、オーストラリアへ来る日本の選手たちは平均的に高い技術力があり、戦術理解にもオーストラリアの選手たちに比べると長けている傾向があるので、高い評価を受けやすいです。
日本でプロになれなくてもオーストラリアでプロになれる可能性はあります。
日本でプロになれなかったからといって、その道を諦める必要はありません。
日本でプロになれなかった選手たちに『海外』という選択肢があるということも、このブログを通して伝えていきたいですね。
外国人選手の価値
今回ブログテーマからは少しずれてしましますが、最後に『外国人選手の価値』という視点でお話させていただきたいと思います。
想像してみてください。
Jリーグで活躍する外国人選手といえば、みなさんは誰を思い浮かべますか？
旬な選手でいえば、FC東京のレアンドロ選手や、川崎フロンターレのマルシーニョ選手、、
名実ともに、まさに”ビッグ”な選手たちですよね。
そうなんです、数少ない外国人選手枠を使ってまでも確保したい選手となると、現地の選手以上の活躍は当たり前、大前提としてチームを勝利に導くことができる“スーパーな助っ人選手”にしか、その枠は与えれないんです。
つまり何が言いたいかというと、
『海外でサッカーをする』＝『スーパー助っ人外国人選手としてチームの勝利に貢献する』
ということです。
外国人選手というだけで、チームメイトからはもちろんサポーターからも、通常の選手たちとは違った見方をされ評価されます。
チームメイトたちと同じことをしていては評価に値しません。
彼らとは何か違う自分の色を出すことで、『外国人選手』としてチーム内での地位を掴むことができるのです。
このことをしっかり肝に銘じている鎌田選手(写真左)は、チームのミーティングなどで自ら英語で積極的に発言しているようです。
現地の選手の意見とは違い、鎌田選手自ら母国語ではない英語で自分の主張を伝えることで、他選手にはない付加価値を見出しているんですね。素晴らしい。
海外で活躍することは決して簡単なことではありません。
ですが挑戦する価値は大いにありそうですね。
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