【渡航前】海外チャレンジにおいて必要なマインド

こんにちは。

ANOTHER FOOTBALL 留学エージェントのTOYAです。

今回は、「海外チャレンジにおいて必要なマインド」についてお話ししたいと思います。

現在オーストラリアではシーズンオフ期間となっており、それと同時に来シーズンに向けてチームへの練習参加(トライアル)も少しずつ始まってきます。

弊社にも徐々に来シーズンに向けてオーストラリアでプレーしたい!という選手の皆さんからご連絡をいただきます。

今回のブログで、海外で1人の選手として闘っていくために相応しいマインドを身につけましょう。

目次

海外チャレンジにおいて必要なマインド

外国人選手=周りとの違いを生み出せる選手

「とにかく海外でプレーしたい!」

いろんな選手の皆さんと話す中でよく耳にする言葉です。

海外でプレーしたい!という意気込みは素晴らしいと思いますが、ほとんどの方は「海外でプレーすること」の重大さをあまり認識できていないことが多いように感じます。

想像してみてください。

Jリーグで活躍する外国人選手たちはとてつもなく「スパースター」ですよね。

圧倒的なテクニックとフィジカル、1人でも状況を打開できる個の力。

そんな華々しい活躍・パフォーマンスができるからこそ、数少ない外国人選手枠を使ってまでも獲得したいと思わせるんです。

「海外でプレーしたい!」という皆さんも、まさにそんな彼らと全く同じポジションにいるんです。

現地選手と同じレベルの活躍しかできなければ当然外国人選手枠を使って獲得する必要はなくなります。

周りとは一味違う、チームの中で圧倒的な活躍をできる選手が「外国人選手」なのです。

そんな責任・プレッシャーを背負って、チームのために闘う覚悟はできていますか?

自分からアクションを起こさないと、何も始まらない

これは、主にチームメイト・スタッフ・監督との関係性についてですね。

試合でいいパフォーマンスを発揮するためには、彼らと良い関係を築く必要があるのは言うまでもありません。

ピッチ内・外問わずに仲間達といい関係性を築き、お互いに信頼しあえるようになれば、試合でもそれは大きなプラス効果を生み出してくれます。

これは、僕が実際にオーストラリアでプレーしてた時に出逢った1人の日本人選手の話です。

僕と彼は同じタイミングでオーストラリアへ渡り、違うチームでプレーしていました。

定期的にご飯に行くような関係性でよくサッカーの話などをしていました。

そんな彼に「チームメイトたちと仲良くなれた?」と聞くと、彼はこう言いました。

「自分から初対面の相手に話しかけるのは恥ずかしいんだよね」と。

案の定、彼はシーズン開幕後試合への出場機会には恵まれず、1年でそのチームを退団してしまいました。

この話で僕が何を伝えたいことは、「とにかく自分からアクションを起こせ」ということです。

性格的にシャイだとか、初対面の人とのコミュニケーションが苦手だとか、全く関係ありません。

ただでさえ日本から来て英語もままならない状態なのに、それに加えてずチーム内ではずっとダンマリしている。

そんな外国人に一体誰が話しかけてくれるのでしょうか?

ここで言いたいことは「ペラペラ英語を話せるようになることが大切だ」ということではありません。

どんなにカタコト英語でもいいので、とにかく自分からみんなに歩み寄ることが大切です。

日本で流行っている一発芸をしてもいいし、面白いジェスチャーでぐちゃぐちゃな英語を話してみてもいいいです。

とにかく「自分はみんなと仲良くなりたいんだ!」という姿勢を相手に見せることで周りの対応は必ず変わってきます。

こんな偉そうなことを言っていますが、実は僕も現地チームに合流した当初は少しシャイな部分が出ちゃっていました。

なのでこれから海外チャレンジを考えている選手の皆さんには、少しでも時間を無駄にしてほしくないのです。

世界にはいろんな価値観がある

オーストラリアという国は、世界でも稀にみる超多国籍国家です。

国内にはオーストラリア人だけでなく、スペインやフランス、アメリカやメキシコなど世界中のいろいろな国から移住しきている人たちがいます。

(シドニーでは、逆にオーストラリア人を見つける方が難しかったです..)

ということは、当然1つの考え方だけでなくいろんな価値観を持った人と出会うことが圧倒的に多いです。

例えば、日本ではごく一般的な食文化として知られている「麺を啜る行為」。

ですが、オーストラリアを含む海外の多くの国ではそれは良くないこと、行儀の悪いこととして認識されています。

麺を啜る音が他の人の食欲を削いでしまうのです。

僕も実際に現地で初めてラーメンを食べに行ったとき、いつものように思いっきり麺を啜って食べていたら、隣に座っていたイタリア人の女性にとても嫌悪感を示された記憶があります..笑

もちろん「麺を啜る行為」自体が悪ということではありませんが、それを良く思わない人もいるということです。

このように文化の違いというのは、海外に住んでいれば必ず経験することです。

あまり親しみのない文化に出会った時でも、拒否反応を示すのではなく、まずは受け入れてみる。

「そんな考え方もあるんだ」というように新しいことを自身の中に取り入れ、物事の考え方の幅を広げてみてください。

そうすることで、サッカー選手としてはもちろん1人の人間としてもさらに成長できるはずです。

心身ともにいい準備を!

いかがでしたか?

今回は「海外チャレンジにおいて必要なマインド」というテーマでお話ししました。

海外で1人のサッカー選手として活躍するためには、サッカー的な技術力はもちろん、メンタル部分での準備も必要不可欠です。

現地に渡って自分の力を最大限もしくはそれ以上発揮するために、心身ともに最高の準備をしていきましょう。

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